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プレスリリース

平成14年9月5日

各 位

株式会社 インターネット総合研究所
(コード 4741 東証マザーズ)

『IRIユビキタス研究所』 部門の新設について

〜 所長にキヤノン出身の荻野氏が就任し、
知的財産重点指向の共同研究開発を始動 〜

  株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役:藤原洋、以下IRI)は、9月4日開催の取締役会において、新たに社内部門としてIRIユビキタス研究所の新設を決定いたしましたので、お知らせいたします。
  21世紀に入り、通信キャリアネットワークのIP化から、ユーザー網(公共・大企業)のIP化時代への移行を背景に、当社はこれまで蓄積してきたIPネットワークの構築・運用技術をもとに、自動車、機械、化学など非IT系の基幹産業へのIPネットワークの組込み技術にフォーカスした産学官共同の研究開発を行う、『IRIユビキタス研究所』を2002年10月1日に新設することと致しました。9月中旬より共同研究パートナー企業の募集を開始致します。本部門の新設によって、本格的な知的財産権確保に重点指向し、組み込み技術に実績・経験豊富なタウ技研株式会社(IRIの100%子会社)とも連携したエンタープライズ向け事業の拡大を図ってまいります。


1.部門新設の目的

(1)既存インフラの再整備
  近年のブロードバンド環境の整備に加えて、無線LAN、Blue Toothなどのワイヤレス・インターネット技術の発展はめざましいものがあります。これら既存のネットワークインフラを最適に組み合わせることで以下のような、いつでも、どこでも、誰でも、何にでも、ユビキタスサービスの提供を行うことができる仕組みの実現を目指します。
  - 有線、無線を組み合わせたアクセスインフラストラクチャの整備
  - どんな機器でも接続可能なアプリケーションプラットフォームの整備


(2)場の創設
  これまで、ITを受動的に利用してきた非IT系産業のユーザー企業と、IT系産業のサプライヤー企業との接点となる、共同試験研究場を創設することを目指します。


(3)新アプリケーションの創造
  ユビキタス環境において、非PC端末を利用しユーザーの視点に立ったサービス提供を実現するための新アプリケーションを創造し、これまでの産業界の低付加価値の従量課金、定額課金ではなく、例えば、製造工程からネットワークによって連携するインテリジェンスを組み込むことで、新たに日本経済の活力となる「製智産業」の創造を目指します。


(4)知的財産権の確保
  非製造業、非通信サービス業である、当社の特長を活かし、共同研究パートナーとの知的財産権の共有化と利用促進を図ることにより、ユビキタス分野における日本企業の国際競争力を強化することを目指します。


2.研究開発のテーマ
(ユビキタスネットワーキング+コンピューティング技術)

 

 ブロードバンドとワイヤレス・ネットワーク環境を組み合わせることで、家庭、自動車、電車、オフィス、工場などで一貫したシームレスなネットワーキング+コンピューティング環境を実現するための以下の技術

第1テーマ:IPv6関連技術
- アドレス解決、名前解決(ランデブー問題など)
- 組み込み型用IPv6(最小仕様関連)
第2テーマ:組み込み型OSとネットワークとの融合
- リアルタイムOSとネットワークセキュリティ
第3テーマ:セキュリティシステム
- 認証、鍵管理、鍵交換(CA(※1) ,PKI(※2) ,IKE(※3)関連)

    (※1)CA:Certification Authority認証局
    (※2)PKI:Public Key Infrastructure 公開鍵インフラストラクチャ
    (※3)IKE:Internet Key Exchangeインターネット鍵交換


3.研究体制

(1) 責任

取締役(新任予定)
荻野 司(おぎの つかさ)
昭和36年12月生
 
昭和61年4月
キヤノン株式会社入社 中央研究所入所
平成 7年7月
ファストネット株式会社出向
平成11年4月
同社取締役
平成12年7月
当社入社執行役員 兼
株式会社インターネットシー アンドオー 代表取締役社長
平成14年7月
当社ネットワーク事業部グループマネージャー 兼 株式会社インターネットシーアンドオー代表取締役 会長(現任)
兼務状況
ファストネット株式会社 取締役(社外役員)
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター 理事
IPv6普及・高度化推進協議会 常務理事

(2)研究スタッフ
  IRI社内の博士号取得者を中心とする研究技術者、および共同研究パートナー企業からの出向者、および国内外学術研究機関所属の研究者


4. 業績に与える影響
  IRIユビキタス研究所は、将来の知的財産確保を狙ったもので、短期的な業績への影響は、初年度売上規模で約1億円の見通しであります。


以上

本件に関するお問合せ

株式会社インターネット総合研究所
経営企画室 神田裕代
TEL:03-5908-0711 FAX:03-5908-0719
e-mail: press@iri.co.jp

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